京都でかばんを買ったら彼氏が頻繁にエクストリーム実装をしていることが判明した話
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お久しぶりです。
例のエンジニア彼氏が割と忙しくしていて、記事のネタになるような開発報告が上がってこず、私も何も書けずにいました。ただ、ひょんなことから私も知らなかった彼の習性が1つ明らかになったので、こちらでご報告しようかと思います。
2月のある日曜日のことです。
彼が土曜日に出張で大阪に行くことになったので、便乗して「そうだ京都行こう」してきました。寺社仏閣からサブカル本屋、割烹からラーメン屋まで、見るもの・食べるものが無限にある最高の観光地、京都。今まで何度行ったか、もう数えきれない程ですが飽きる気がしません。隙あらば行きたい。彼氏にははてなに就職してもらいたい。
土曜は昼間別行動で夜に京都で合流、一泊。翌日は朝からダラダラと東山の方を歩いて、平安神宮にお参りしたり、阿闍梨餅で有名な満月本店に行ったりしました。
ここで阿闍梨餅を買うと、大抵ホカホカの状態で渡されます。
無計画に歩いても楽しいのが京都ですが、14時くらいには策が尽きてしまいました。仕方ないのでダメ元で、彼に何か食べたいものとか欲しいものないの、と訊いてみると
「会社でお前のリュックダサいって言われたから、リュックじゃないかばんがほしい」
と言われました。チェックシャツ着るなとかリュックダサいとか、随分服装にうるさいIT企業だ……。まぁでも京都でかばんと言えば一択です。一澤信三郎帆布。
お家騒動で全国的に有名になってたけど、いつの間にか無事和解していたようです。(よかったよかった) *1
1番有名なのは、こういうシンプルな手提げかばん。すごくしっかりした作りです。わたしも高校生の時、雨の日も風の日も大量の参考書を入れて使い倒していました。
職人さんの道具入れから生まれたデザインとのことだし、「まぁなんかエンジニアにはちょうどいいじゃないですか」と投げやりに薦めたところ、あまりお気に召さない様子。まぁいろんな種類があるからゆっくり見るといいよ、と放っておいたところ、しばらくしてから「見て見てこれめっちゃいい!」とフリスビーをくわえた犬みたいな勢いで戻ってきました。
H-17 | 製品一覧 | 一澤信三郎帆布
このかばん、一見するとレトロな通勤カバンという感じですが、実は同じ大きさの2つのかばんを背中合わせに合体させたという変わったデザイン。それだけだとまぁ変わってるね、ってだけなのですが。
彼「これ、2つのかばんのあいだの隙間に、MacBook Pro 13インチが綺麗にすっぽり入る」
彼「これさえあればそのへん歩いてる時電話かかってきて緊急対応求められてもPCの取り出しが2秒で終わるからめっちゃスマートに実装できる」
私「え、そんなことあるの」
彼「あるよ」
私「路上で実装したことあるの」
彼「あるよ」
私「……」
かばんをかえる前に改善すべきものが色々あるような気がしたのですが、「そうなんだ〜よかったね〜いいかばん見つかって〜」とニコニコ笑っておくことにしました。はてなはそんなことしなくていい職場だといいな。
その後鍵善でくずきり食べて帰りました。
また行くぜ、京都。
食べログ評価3.7ってどういうこっちゃ。くずきりは黒蜜と白蜜が選べます。普通は黒蜜だろって思いますが、案外ツウは白蜜って聞いたことあります。